Carlo Ferdinando Landolfi

Violin maker(1710 – 1784)

1710年に生まれたCarlo Ferdinando Landolfi(カルロ フェルディナンド ランドルフィ)は、1700年代を代表するヴァイオリン製作者である Antonio Stradivariと同じ時代に活躍しました。彼はGuarneriや G.B.Guadagniniを含むヴァイオリン製作者史上最も有名な製作家の一人 として選ばれています。Landolfi自身もG.B.Guadagniniの製作にかなり 影響された楽器を製作しています。彼はG.B.Guadagniniが活躍する以前 から製作に携わっていましたが、その当時も活躍していたGrancinoと Testoreからも製作を学んでいたとされています。Landolfiのモデルから すると、G.B.Guadagniniの楽器と共通点が多く見受けられます。最高級 の楽器を製作するために、Landolfiは細心の注意を払って木材を選び、 特に印象的な色合いの優れたニスを使用しました。約250年の時を経て、 現在でも状態がよく現存するオールドイタリアンは希少でとても価値が あり、この楽器は1800-1900年代の楽器には鳴らない独特で柔らかい音 色が特徴的です。現在でも多くのヴァイオリニストに根強い人気があり ます。この楽器は、海外でとても活躍していたヴァイオリニストである 「Elmar Oliveira(エルマー・オリベイラ)」が⻑年愛用し使用してきた

楽器で、全く売りに出されることはなかった楽器になります。