Stringed instrument respected over time
国内外を網羅した独自のネットワークを活かし
確かな眼で弦楽器を厳選
ヴァイオリンに精通した鑑定眼と知識を活かし
ヴァイオリンはもとより、ヴィオラ、チェロなど、弦楽器を中心に多彩な楽器をご提案いたします。
その基盤となっているのが、国内外に拠点を置く各提携先との独自のネットワークです。
これまでも、1700〜1800年代のオールドイタリアンやオールドフレンチ、
1900年代のモダン楽器、匠の技が光る新作に至るまで幅広い楽器・弓などを取り扱ってまいりました。
第一線で活躍するプロのための弦楽器はもちろん
コンクールやステップアップのため、投資のためなど
用途やニーズに応じた逸品を適正価格でご提供いたします。
ぜひお気軽にご相談ください。
販売
海外買付
弊社独自のルートにより、著名なディーラーやショップから買い付けを行っております。
品質管理
楽器にとって適切な環境にて保管しております。
適正価格
複数の仲介人を介さないため、比較的に卸値に近い価格でご提案させていただくことが可能です。
充実のサポート体制
弊社内でも修理することはもちろん可能ですが、ハイエンドな楽器に関しては国内外の熟練工とのコネクションを活かしてご紹介させていただくことが可能です。
確かな鑑定とご提案
弊社は確実に本物であると判断できる楽器以外は信頼できる証明書が付属しているものしか扱いません。
また、鑑定歴30年以上の世界でも指折りの鑑定士にご協力いただいているため、ご提案させていただく楽器には絶大な自信があります。
取引の流れ
- メールもしくはお電話にてお問合せ
- すぐに楽器が用意できる場合にはご挨拶の日時を決定
- 試奏した後、サポート内容やお支払い方法等に納得して頂きお取引
取扱実績
Nicolo “Grand”Amati
Violin maker
(1596 – 1684)
ニコロ・アマティ(1596–1684)はイタリア・クレモナの名工一族アマティ家の頂点に立つ人物で、後にストラディバリウスら名だたる後継者を育てた巨匠として知られます。彼の手によるヴァイオリンは数百挺にのぼりますが、その中でも“グラン・パターン”と呼ばれるモデルで作られたものはわずか数十挺程度しか現存しません。グラン・パターンの楽器は通常モデルより僅かに大型で幅広く設計されており、その寸法ゆえに豊かで力強い響きを持つことが特徴です。事実、ニコロ晩年の頃に製作されたグラン・パターンのヴァイオリンは「音響面でアマティ最高の作品であり、その後のストラディヴァリの最も成功したモデルの礎ともなった」と評価されています。
1682年製作のこの「Grand Amati」は、ニコロ・アマティ最晩年の作品にあたり、製作から340年以上を経た現在まで奇跡的な保存状態を保っています。ニスはほぼ完全に当時のまま残され、板のエッジもオリジナルの形状を留めるほどで、そのコンディションは「334年という年月を経た楽器とは思えぬほど完璧」に近いと評されています。その美しいフォルムは、優美に伸びたコーナー部や繊細なf字孔の彫りに表れ、鑑賞面でも卓越した芸術品といえます。
「Grand Amati」の音色は、一音鳴らしただけで聴く者の心を捉えると言われます。広がり豊かな低音から甘美で澄んだ高音までバランス良く響き、精密さと優美さを兼ね備えた音が特徴です。そのトーンはまさに往時のクレモナの空気を現代に伝えるタイムカプセルのようであり、聴衆は音を通じて歴史と対話する体験を得ます。

Carlo Ferdinando Landolfi
Violin maker
(1710 – 1784)
1710年に生まれたCarlo Ferdinando Landolfi(カルロ フェルディナンド ランドルフィ)は、1700年代を代表するヴァイオリン製作者である Antonio Stradivariと同じ時代に活躍しました。彼はGuarneriや G.B.Guadagniniを含むヴァイオリン製作者史上最も有名な製作家の一人 として選ばれています。Landolfi自身もG.B.Guadagniniの製作にかなり 影響された楽器を製作しています。彼はG.B.Guadagniniが活躍する以前 から製作に携わっていましたが、その当時も活躍していたGrancinoと Testoreからも製作を学んでいたとされています。Landolfiのモデルから すると、G.B.Guadagniniの楽器と共通点が多く見受けられます。最高級 の楽器を製作するために、Landolfiは細心の注意を払って木材を選び、 特に印象的な色合いの優れたニスを使用しました。約250年の時を経て、 現在でも状態がよく現存するオールドイタリアンは希少でとても価値が あり、この楽器は1800-1900年代の楽器には鳴らない独特で柔らかい音 色が特徴的です。現在でも多くのヴァイオリニストに根強い人気があり ます。この楽器は、海外でとても活躍していたヴァイオリニストである 「Elmar Oliveira(エルマー・オリベイラ)」が⻑年愛用し使用してきた楽器で、全く売りに出されることはなかった楽器になります。

Augusto Pollastri
Violin maker
(1877 – 1927)
1877年にBologna近郊で9人兄弟のうちの一人として生まれた20世紀最高のイタリアのバイオリン製作者の1人である。Augusto Pollastriは、幼少期にRaffaele Fioriniの配達屋として働き、1894年頃に本格的な見習いになり、18歳の頃に工房長となりました。
その3年後、すぐに自分の店を開き、トリノ派やとMagginiの作品に影響を受け、Augustoは1906年頃に、ボローニャ派のスタイルとして自身のモデルに到達しました。職人技はほぼ完璧なレベルの実行を達成し、ニスは美しい柔らかな質感で、通常は金色の地面の上に赤褐色です。1927年にはジュネーヴ製作コンクールにて優勝した。しかし、彼が生涯残した楽器は全部で64本と少ない。というのも、彼はオールド楽器の修理や販売へ時間を注いでいたからである。当時の偉大なヴァイオリニストのパブロ・デ・サラサーテもAugustoの工房に通うなど、大きな成功を収めていた。
Augustの弟、Gaetanoと一緒に働き、そして二人の兄弟は仕事の偽、コピーを様々なラベルとブランドで使用しました。ユニークなオンドリブランドが1910年頃に使用され、エンドピン、テールピースの下、または背面の内側に刻印され、2つのラベルが使用されました。1つはAugustの教師Fioriniを参照する印刷物で、もう1つはボロネーゼの紋章で手書きされています。1927年にAugustが亡くなった後、Gaetanoは彼の独立した楽器にブランドと手書きのラベルを使用したことで知られています。

Andrea Postacchini
Violin maker
(1786 – 1862)
Andrea Postacchiniは、イタリアのフェルモで生まれた弦楽器製作者です。彼は18世紀から19世紀の間、フェルモに住んでおり、彼の時代にはすでに「マルシェのストラディバリウス」または「ヴァイオリンの天使」と評価されておりました。彼はviadelle Verginiのワークショップで働き、美しい茶赤と金黄色のニス、深く掘られたスクロール、長いコーナー、そして広い間隔のfホールなど、非常に優れた職人技が特徴的です。 フェルモでの死後、19世紀トップクラスのイタリアンバイオリン製作者と言われております。

- Antonio Stradivari
Nicolo Amati
Bartolomeo Giuseppe Guarneri ‘del Gesu’
Francesco Guadagnini - Ferdinando Garimberti
- Frederick William Chanot
- Nicolas Simon(Simon FR)
- L.S.Pajoet
- F.N.Voirin
その他のサービス
演奏家と楽器職人に加え、ベテラン鑑定士による異なる視点によって行われる適正査定や品質管理により大切な楽器を買取させていただきます。
国内でも広がりつつある、ヴァイオリン投資の魅力をご提案します。
国内外トップクラスの職人によるヴァイオリンや弦楽器の製作を承ります。
さらに、お客様にフィットするオーダーメイドの楽器を製作することも可能です。